JUNが生まれた時は、はじめてでしたから、何の知識もなく、産まれてから初乳を含ませた時にはなんともなかったおっぱいが、その次の日からはカチンコチンに硬くなってしまい、助産師さんにマッサージしてもらいましたが、死ぬほど痛くて。
とにかく、自分でも絞って絞って、飲ませた後は空っぽにして、飲ませる前も少し絞って、肩は凝るし、飲ませるたびに体重量るも、ほんの10や20しか飲んでないし。よく飲んで40くらいかな。これじゃあ足りないと1日1回はミルクを足していました。
そんなこんなで、出産後3週間目くらいに、桶谷式の母乳育児相談所に出向き、マッサージしてもらいました。そこで話を聞くと目からウロコです。
「生まれたばかりの赤ちゃんは、自分で吸う力も弱いし、赤ちゃんも練習をしないと吸う技術も上達しない。それなのに、足りないからとミルクを足すと、哺乳瓶の乳首の方が楽にミルクが出てくるので、お母さんの乳首を吸うのが嫌になる。足していると、いずれはミルク主流になってしまうよ。2時間おきに授乳だから足りなければ足すというのは大人の側の事情。とにかく足りなければ、赤ちゃんはおなかが空いたと泣くから泣けば母乳をあげなさい。最初は10分おき、20分おきになるかもしれないけれど、それが、赤ちゃんの練習にもなってどんどん飲むのが上手になってくる。」
な〜んだ、そうなのか。欲しい時あげればいいのねえ。と感心してしまいました。
それから自分で一生懸命マッサージして肩が凝るのはよくないそうで、肩が凝ると乳腺のトラブルが起きやすいそうなんです。
とにかく飲ませる。それから時々専門家にマッサージしてもらって、中の古い母乳を出し切ってもらい乳腺がつまらないようにする。
その繰り返しで、母乳一筋で乗り切りました。
上で苦労した分、下のRINは楽でしたねえ。飲ませりゃいいことがわかっているから、少々飲むのが少なくてもへっちゃらで、悩みもしませんでした。
JUNの時は赤ちゃんの体重計をレンタルして、授乳のたびに何ミリ飲んだか量っていましたが、RINの時はレンタルしなかったし。体重量ったのは病院にいる間だけかな。
相談所の助産師さんの言うこともすごかったですよ。
「1ヶ月健診で体重少ないからミルク足しなさいと言われたら、はいはい、と返事しておいたらいいから。でもミルク足したらダメだよ。体重少し少ないくらいでミルク足さなくても、病気になったりしないから大丈夫!」
な〜んか、妙に説得力あります。
相談所では、いろんなお母さんと会いましたけど、扁平乳頭や陥没乳頭で、赤ちゃんが吸い付くこと自体が難しいお母さんも、マッサージでケアをしてもらって、そこで赤ちゃんにくわえさせる練習もしてもらうことで乗り切っている人がたくさんいました。
今はミルクでも栄養は十分あるし、アレルギー対策もちゃんとされているから、ミルクがよくないというわけではないので、その辺は誤解のないようにお願いしますね。
ただ母乳だと、外出の時荷物が少なくてすむから、後々楽なんですよね。
それから最初は頻繁にあげなきゃいけないから大変ですが、お互い慣れてきて時間が一定してくると夜中も作る手間がなく授乳できるので、とっても楽です。
ハイハイができるようになってからは、夜中自分から私の胸に乗っかって、飲みながらいつの間にか眠っていたなんてこともありました。母親は熟睡して気付いていなかったりしたことも多々あります(爆)。
マッサージに通っていると出費はミルクと同じくらいかもしれません。
(ん?私はそんなにまじめに頻繁に通わなかったから、もう少し出費すくなかったかも・・)
どちらを選ぶかはお母さん次第だと思いますが、情報としてこんなこともありましたよ、程度に書いてみました。
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